YouTube動画のウチ花レッスンの作品
『八重マーガレットのハンギングバスケット』(10分14秒)



今回は、メインが八重マーガレット、小花にビオライベリスブラキカム、カラーリーフにアイビーやヘリクリサムなど、良く出回っている草花で作っています。


そこに、フリンジや斑の入り方、成長スピードを工夫してデザインして、より毎日がワクワクできるデザインをご紹介したいと思います


豪華に見えますが、元々は昔からある定番の草花で


色の好みは自分好みの色に置き換えて、ぜひご活用いただければと思います


スリットの使い方も合わせてご紹介します





まずは、ハンギングバスケットに植え込んだ花材です。

凄い量!


そうそう、、、いつもカルチャーなどで教室やると、私は普通に初心者の方でもこの量を用意します



「入るんですか?!」や「大変そう〜」とビックリされますが、「入りますよ〜」とワクワクしながら何百回とお答えしてきています


終わった時には、「凄い、入った〜!」や「ちゃんと習えば出来るのね❣️」って、すごい充実感を感じていただけているので、まだの方はぜひ動画を見ていただけるとうれしいです


「こうすれば、ちゃんと入るのね


は、「土落とし」のやり方の部分をです



さて、デザインですが、配置図は動画の中にあるので、

「ボリューミーになる方法」のポイントをご紹介します。


まず、中心を膨らませることです。



中心とは、



 
この中心部分に一番草丈の高い植物を選びます。
(一番高いといっても、20センチもある苗は除きます。)


メインとは限りません。


カラーリーフにしても、小花にしても、ここが前に膨らむように選びます


 そして、ここを中心に外側(左右と上下)に向かって、苗を低くしていきます。



今回、八重マーガレットを入れていますが、これは実は植え込み時には高すぎて少し飛び出した感じになっています。







ですが、気温はもう上がりはじめている時期と、ビオラの葉も茂っていて蕾がたくさんあるので、伸びるのも時間がかからないと思ったので、マーガレットの周りにはビオラを入れる、

というところで、成長スピードを活かします



さらに「成長スピード」の上手な活用方法は、「先を見過ぎない」ことです



だいたい3日〜1週間で成長していることが目で見てわかるスピードが目安です



そして、このハンギングも5日後で。





ふんわりして、マーガレットの段差が目立たなくなってきました



また、 一番失敗しがちなのが、スリットの中心の一番下の苗選び。



 

ここは、水やりのときに失敗しやすかったり、蒸れやすかったりで、アイビーなどのカラーリーフを入れることが多いですが、管理も楽で、全体の形を整えてくれる効果もある植物があります
 


それが、ヘリクリサム・ペティオラレ

ヘリクリサムは、ハンギングのスリット部分に入れると、上はもちろん左右に弧を描いて丸く広がります。



また、デザインの面だけでなく、性質も優れています

水切れをするとすぐに垂れ下がり、合図を出してくれます。


さらに水が足りないと、葉が黄色くなってきます。


この症状が出ることが、水やりに自信がない方にとっては、とても貴重ですね。


逆に、症状を出してくれない植物の方が、我慢強すぎて症状が出た時には遅く、手遅れになることが多いので、難易度が高いのです。





そして、次のスリットのポイント


 

この両サイドです。



このスリットの部分は、「ボリューミーなバスケット」に仕上げるために大切な場所です。


選ぶポイントは、2つ。

1. 草丈の若干高い植物
2. 上に伸びる植物


1の草丈の若干高い植物は、ビオラのようにすぐに草丈が伸びる植物でもオススメです。

イベリスのようにすぐには生長しない植物の場合は、もうすでに伸びている苗を選ぶことも大切です。



2の上に伸びる植物は、スリットバスケットは苗を横にして植え込みますので、植え込んだとき地面に対して「横向き」なので、「上向き」に曲がる感じで成長する植物がオススメということです
 




こんな感じで、スリットバスケットは、植え込む場所で、成長スピードも考えてデザインしています  


なので、「成長しても空間が埋まらない」や「成長したらデコボコになってしまった」など出て来てしまいます






あとは、株分けができれば、少しデコボコしたり、苗と苗の隙間に穴が空いたところには、アイビーなど狭いところでも丈夫に育ってくれる植物を植え込むと、丸〜くふんわりしたバスケットに仕上がります



苗の選び方は、植物同士の性質を考えた組み合わせの「定番中の定番』でいいのです。



あとは、フリンジやくすんだ色、斑入り、草丈(成長スピード)の使い方などに変化をつけて素敵な寄せ植えになっていきます



ご参考に





【植え込んだ植物】

・八重マーガレット "ハニービー"
・ビオラ・ヨコハマセレクション "マイファニープリンセス" 2株
・ビオラ・ヨコハマセレクション "Love for you" 1株
・ビオラ "レンガももか" 3株
・イベリス 3株
・ブラキカム "恋心"  2株
・スイートアリッサム 1株
・ヘリクリサム・ペティオラレ "シルバー" 1株
・バロータ・プセウドディクタムナス※ 2株



※バロータは、ヘリクリサムに似ていますが、違う品種です。
 ヘリクリサムはキク科、バロータはシソ科で、耐寒性も違います。
 ヘリクリサムは寒さや霜などに弱いですが、バロータは−5度まで耐寒温度があり、雪が降っても耐えられます。
 


※作品集の日付は、作品を作成した日です。